献血される方と患者さんを守る
 問診にご協力ください。



       献血される方の健康を守るために、そして輸血を受ける患者さんの安全性を高めるためにぜひと
       も必要なのが、献血の際に実施している問診です。ご自身のために、患者さんのために問診への
       ご理解とご協力をお願いします。



  献血される方の身体の健康を       
  守るために必要です。


  献血される方の身体の安全を考慮して実施しているの
  が問診です。このため献血当日に熱があったり、体調
  がすぐれないといった方、また、血圧、体重、血液比
  重などの基準に合わなかった方には身体への影響を考
  え、献血をご遠慮いただく場合があります。(献血の
  基準参照)
  感染症などから              
  患者さんを守るために必要です。


  ウィルスなどによる感染症から患者さんを守るために
  も必要なのが問診です。このためこれまでに特定の疾
  病にかかった方、患者さんにとり望ましくない因子を
  有することが明らかになった方には献血をご遠慮いた
  だいています。患者さんに安全性の高い血液をお届け
  するためにも、ぜひご協力をお願いします。

    問診票の内容

       問診票でお尋ねする内容は下記の通りです。
       下記内容について予め「はい・いいえ」欄に回答をいただ
       き、その回答に基づいて、問診を行う医師がお尋ねします。


         1.今日の体調はよろしいですか。                  
         2.この3日間に注射や服薬をしましたか。              
         3.今までに次の病気にかかったことがありますか。          
           または現在かかっていますか。                  
           心臓病、肝臓病、マラリア、悩卒中、血液疾患、がん、けいれん、じん
           (腎)臓病、糖尿病、結核、ぜんそく、アレルギー性疾患、乾せん(癬)、
           梅毒、その他                          
         4.次の病気にかかっていましたか。                 
           6ヶ月以内:伝染性単核球症                   
           3週間以内:はしか(麻疹)、風疹、おたふくかぜ          
         5.この1ヶ月間に発熱を伴う食中毒の激しい下痢をしましたか。    
           家族にA型肝炎やりんご病(伝染性紅斑)を発症した人はいますか。  
         6.この1年間に予防接種を受けましたか。              
         7.この1年間に海外旅行をしましたか。               
           それはどこですか。                       
           海外に住んでいたことはありますか。               
           それはどこですか。                       
         8.この1年間に次のいずれかに該当することがありましたか。     
           (1)ピアス、またはいれずみ(刺青)をした。            
           (2)使用後の注射針を誤って自分に刺した。            
           (3)肝炎ウィルス保持者(キャリア)と性的接触等親密な接触があった。
         9.今までに輸血や臓器の移植を受けたことがありますか。       
         10.B型やC型の肝炎ウィルス保有者(キャリア)と言われたことがありま 
           すか。                             
         11.次のいずれかに該当することがありますか。            
           (1)CJD(クロイツフェルト・ヤコブ病)及び類縁疾患と医師に言われ
           たことがある。                         
           (2)血縁者にCJD及び類縁疾患と診断された人がいる。      
           (3)人由来成長ホルモンの注射を受けたことがある。        
           (4)角膜移植を受けたことがある。                
           (5)硬膜移植を伴う脳外科手術を受けたことがある。        
         12.この3日間に抜歯をしましたか。                 
         13.女性の方:現在妊娠中、または授乳中の方。この6ヶ月間に出産、早流
           産をしましたか。                        
         14.この1年間に次のいずれかに該当することがありましたか。     
           (1)不特定多数の異性と性的接触をもった。            
           (2)同性と性的接触をもった。                  
           (3)エイズ検査(HIV検査)で陽性と言われた。          
           (4)麻薬・覚せい剤を注射した。                 
           (5)上記(1)〜(4)に該当する者と性的接触をもった。        
         15.エイズ検査(HIV検査)を目的とした献血をお断りしていますが、その
           理由はご存知ですか。                      


     成分献血の場合は下記の質問にもお答えいただきます。

         A.心臓に関することで次のいずれかに該当することがありますか。   
           (1)時々立ちくらみまたは卒倒することがある。          
           (2)胸部、特に心臓に痛みや圧迫感を感じることがある。      
           (3)脈が不規則になることがある。                
           (4)理由もなく時々強い動悸(どうき)がすることがある。      
           (5)坂道や階段の昇降に他の人よりも早く息切れすることがある。  
           (6)健康診断(心電図検査を含む)等で異常を指摘されたことがある。 
             過去1年以内に心電図を受けている場合はその年月日をご記入くだ
             さい。                           
         B.じん(腎)臓や尿に関することで次のいずれかに該当することがあります
           か。                              
           (1)体のどこかに何時もしびれている所がある。          
           (2)糖尿病、じん(腎)臓病にかかったことがある。         
           (3)家族の中に糖尿病の人がいる。                
           (4)健康診断等で尿検査に関する異常を指摘されたことがある。   
         C.出血傾向に関することで次のいずれかに該当することがありますか。 
           (1)けがをすると、血がとまりにくいことがある。         
           (2)歯ぐきの出血や鼻血がときどきあり、止まりにくいことがある。 
           (3)家族の中に血液凝固検査に関する異常を指摘されたことがある。 









  問診により、次に該当する方は献血をご遠
  慮いただいています。


   ■体調がすぐれない。
   ■この3日間に注射や服薬をした。
   ■いままでに次の病気にかかった。または、現在かかっ
    ている。[心臓病、肝臓病、マラリア、脳卒中、血液
    疾患、がん、けいれん、じん(腎)臓病、 糖尿病、
    結核、ぜんそく、アレルギー性疾患、乾せん(癬)、
    梅毒、その他]

   ■6ヶ月以内に伝染性単核球症にかかった。3週間以
    内にはしか、風疹、おたふくかぜにかかった。

   ■この1ヶ月間に発熱を伴う激しい下痢をした。家族に
    A型肝炎やリンゴ病(伝染性紅斑)を発症した人がいる。

   ■この1年間に予防接種を受けた。
   ■この1年間に海外旅行をした。海外にすんでいた。(1)
   ■この1年間にピアス(2)、または刺青をした、使用後の
    注射針を誤って自分に刺した、肝炎ウィルス保有者
    (キャリア)と性的接触等親密な接触があった。

   ■今までに輸血や臓器の移植を受けた。
   ■B型やC型の肝炎ウィルス保有者(キャリア)とい
    われた。

   ■今までにCJD(クロイツフェルト・ヤコブ病)及び類
    縁疾患と医師にいわれた。または、血縁者にCJD及
    び類縁疾患と診断された人がいる。

   ■今までに人由来成長ホルモン注射、角膜移植、硬膜
    移植を伴う脳外科手術をうけた。

   ■この3日間に抜歯した。(3)
   ■女性の方:現在妊娠中、または授乳中。この6ヶ月間
    に出産、早流産した。
 
   例えばこんな理由により、残念ながら  
   ご遠慮いただいているのです。


   (1)海外旅行及び海外で生活した方
    熱帯、亜熱帯地域を中心に流行が見られる原虫症
    (血液を介して感染)の中で最も注意を要するの
    が、「マラリア」です。マラリア流行地に居住し
    たことがある方は帰国後3年間、マラリア流行地
    に旅行したことがある方は帰国後1年間、献血を
    ご遠慮いただいています。また、現在マラリア感
    染が認められている方はもちろんのこと、過去に
    マラリアに感染したことがある方からの血液を輸
    血したことによってマラリアに感染した例も報告
    されていることもあり、マラリア原虫が残存して
    いる可能性を考えて、輸血をご遠慮いただいてい
    ます。

   (2)ピアス
    エイズウィルス、B型及びC型肝炎ウィルスとい
    ったウィルスは感染者の血液を介して感染するの
    で、友人同士などで安全ピンや針を用いて穴をあ
    けた場合などは、感染の可能性があると判断して
    1年間献血をご遠慮いただいております。また、
    医療機関で行った場合でも、医師の判断により献
    血をご遠慮いただくことがあります。

   (3)抜歯
    口腔内常在菌が血中に移行している可能性を考え
    て、抜歯をされた方は抜歯後3日間は献血をご遠
    慮いただいています。
   ※の項目については、医師の判断により献血にご協力いただける場合もあります。
    この他にも患者さんの安全を確保するため、医師が献血をお断りする場合があります。



   

1997 Kanagawa Red Cross Blood Center.